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クラウドやセキュリティなど

AWS IAM の MFA でパスキーが使えるようになりました

AWS re:Inforce 2024が始まり、セキュリティ関連のアップデートが増えてきました。
IAMのMFAでパスキーが使えるようになりましたので、検証してみました。

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アップデート概要

  • ルートユーザとIAMユーザのMFA(多要素認証)でパスキーが使えるようになった

  • Apple MacBook の Touch ID や Windows Hello 顔認識などの組み込み認証システムなどをサポートしている

パスキーを登録

IAMで任意のユーザを作成します。
「セキュリティ認証情報」タブから「MFAデバイスの割り当て」を押下します。

「パスキーまたはセキュリティキー」を選択します。

今回はスマホQRコードを撮影し、パスキーを登録してみました。
画面の指示通りに操作するとパスキーを登録できます。

パスキーによるログイン

一度IAMユーザをログアウトし、再度ログインしてみます。

パスキーが求められるようになりました。

バイスに表示される手順通りに認証手続きをすると、AWSマネジメントコンソールにログインできました。

まとめ

パスキーによってより強固な認証ができそうです。
前述のニュースブログに記載の通り、最初のリリースではパスワードとパスキーの併用が必要になる点は注意です。