Amazon CloudWatch がオブザーバビリティソリューションを提供開始したので、早速検証してみました。
アップデート概要
オブザーバビリティソリューションにより、AWS でのインフラストラクチャとアプリケーションの監視を迅速に立ち上げることができる
Java 仮想マシン (JVM)、Apache Kafka、Apache Tomcat、NGINX などもサポートしている
オブザーバビリティの設定をしてみる
以下のように、AWSサービスに加え、様々なサードパーティのワークロードもサポートされていることが確認できます。
EC2を選択してみます。
ダッシュボードの例と設定手順が掲載されています。
CloudWatchで直接ダッシュボードを作成できるようなので、「in CloudWatch」を選択します。
CloudFormationテンプレートも提供されているようです。
デフォルトのまま作成します。
自動保存が無効になっているので、これでよい場合は「保存」ボタンを押します。
スクロールすると、既存のEC2インスタンスのグラフが描かれており、CPU使用率やネットワークトラフィックを観測できます。
Lambdaも作成してみます。
手順通り、「設定」→「モニタリングおよび運用ツール」→「その他監視ツール」の「編集」を押下します。
Cloudwatch Lambdaインサイトの「拡張モニタリング」を有効にして保存します。
しばらくすると、パフォーマンスの観測ができるようになります。
まとめ
CloudWatchでオブザーバビリティもできるようになり、かなりできる幅が広がってきているのを感じます。
サポート製品がさらに増えると、サードパーティ製のオブザーバビリティ製品に頼らずとも、マネージドで完結できるかもしれないですね。